トリガーポイント グリッド フォームローラー 使ってみた感想

ストレッチポールというのは沢山あります。トリガーポイントと全く同寸法(長さ33cm×直径14cm)のヨガポールもあります。

脊椎(背骨)全体を乗せようという長いものはやや硬くなっていて、こちらはローリングというより、これに背中を乗せて静止維持で使うのが一般的。

当時、こちらの長いストレッチポール(長さ90cm×直径15cm)というのは、既に持っていて、その硬さに苦しんでいました。

それで、是非一度、本家の柔らかさを味わおうと思ったわけです。沢山の商品の中、「トリガーポイント グリッド フォームローラー」で殆ど迷わなかったと記憶します。

トリガーポイントがほしくなった理由は?

スポーツニュースなどのテレビ放映で、著名なフィギアスケート選手や水泳選手が、リンクやプール施設への移動時、トリガーポイントを小脇に抱えているという場面がたびたび映し出されていて、私は、たまたまそれを見る機会が多かったわけです。

で、トップアスリートが使うものであれば、まず間違いの無い商品だろうと考えていました。また、後追いの数々の商品が、妙に硬かったりして違和感があるという商品レビューも目にしていましたので、割合、すんなりと商品選択が可能でした。

値段的には割高ですが、それは、本家特権として許容範囲でした。

トリガーポイントを購入したショップは?

「トリガーポイント グリッド フォームローラー」を購入したのは確か楽天市場の「free feel」というショップだったと思います。

正直なところ私にとって、ショップ選びは無意味です。全く無関心です。楽天でのサイト通販というものも数多く利用させていただきましたが、幸いにして、今まで、一度もトラブル発生がありませんので、完全に楽天を信じているわけです。

商品の比較選定というものはありますが、ショップによって買う買わないの変更というのはありません。

まとめ

トリガーポイントを使ってエクササイズをすると第2の心臓と言われるふくらはぎのローリングが気持ち良い。高齢に至り、驚くほどふくらはぎが硬化していることがあり、それで、高齢者には必須。

ふくらはぎが柔らかくなれば、足首関節の可動域が広がるので、転倒防止になります。また、アキレス腱のツッパリ感も解消します。太腿ローリングでは、その裏表、大腿四頭筋とハムストリングスを柔らかくすることで股関節の可動域が広がります。

脊椎(背骨)全体、背から腰のローリングでは、仰臥姿勢で膝関節の屈伸を使います。膝関節の曲げ伸ばしで、小刻みに、身体全体を縦方向に揺らします。そういうふうにして背筋を伸ばすことで、肺が広がり、その動きが大きくなります。

肺が大きく働いて酸素を大量に取り込めるようになれば、副次的に有酸素性持久力が向上します。従って、デスクワークで背中が丸まってしまいがちな人への推奨商品になります。不自然姿勢は、腰痛や頭痛に直結しますから、これを回避する意味でも大いに有効と思われます。

アスリートから一般の人たちまで、多くの人からのデータ収集により商品開発されたトリガーポイントの独特の感触、柔らかさは、他とは別格です。

トップアスリートが、初期の流行時だけでなく、いまでも長く使っているという事実からも、間違いのない一品だと信じて良いのだと思います。

まとめ

私の場合、トリガーポイントとしての使用法はストレッチの他にベンチプレスでのブリッジ形成、レッグドライブアーチ形成の補助になります。

ベンチプレスでのブリッジを可動域を狭めるものとして拒否する向きもありますが、私の場合、ブリッジによる肩関節の負担低減、それに、大胸筋をベンチ上に立てることによる大胸筋ストレチが狙いです。

フルレンジ(可動域の広さ)ではなく、フルストレッチ(大胸筋の最大伸張)を求めているわけです。ですから、ウォーミングアップセット時には、極力、トリガーポイントを下背部に当ててブリッジの高さを希求します。

つまり、最初、ベンチと下背部の間にトリガーポイントが置かれます。そして、メインセットでは、トリガーポイントをベンチ上から外し、それでもなおかつ、トリガーポイントがあった時の胸、腹部の高さを維持しようという努力をします。